2006年10月04日
キャセイ航空の旅(香港⇒台湾)&台北 エアポートバス 飛狗機場巴士
16:30のキャセイ航空(CX400)で香港から台湾に向った。キャセイ航空では、マイレージの会員でなくてもサイトから事前に座席をインターネットで(搭乗の24時間前から)指定できるので活用したい。
⇒こちらのサイト から
メンバー以外(Eチケットをお持ちの方) を選んで、名前とフライトナンバーを入力し、次のページでEチケットの番号を入力すれば座席を選ぶ画面が出てきて選択可能だ。
香港で9月12日からはじまった『e-Channel』のおかげで、香港IDカードと指紋照合だけでらくらく出国できた。
香港−台湾(台北)は1時間20分の旅だ。機内で台湾の入国カード(入境登記表)に記入していると、なんとエコノミーだったが機内食も出た。チキンライスだ。よくこの短い飛行時間で食事までだすなと関心した。なお香港と台湾には時差はない。
台北の中正國際機場(エアポート)は小規模で羽田空港のようだ。
あっという間に到着したが、飛行機を降りようとすると知り合いのスチュワーデスの人に偶然、遭遇した。世界は狭いものだ、キャセイ航空は香港−台湾便だけでも1時間おきに一日15本前後は飛行しているのになんという偶然だびっくりした。
イミグレーションでさきほど記入した入境登記表とパスポートを提示するとすぐに出国できた。ちなみに残存期間6ヶ月以上のパスポートががあれば30日以内の滞在ならビザは不要だ。
もちろん、麻薬やポルノ雑誌は持込できない。酒は1本、煙草は200本までだ。ちょっとかわったところで、共産主義を宣伝する書物や品物も持ち込めない。さすが、台湾だ。『毛沢東語録』やマルクスの『共産党宣言』など持ち込もうとすると没収されるのか。。。日本共産党の党員は入国できないのだろうか??どうでもいいことだ。
今回は台湾マスターのジョンが空港に迎えに来てくれた。人がたくさんいたが、頭がつるつるしているのですぐわかった。
こういうときは、ぴかぴか光っているので見つけやすい。
到着ロビーを左にすすむと、両替所(銀行)があるので、台湾元(NT$ニュータイワンドル)に交換しておこう。町中の銀行とレートは同じだ。両替したとき、もらう両替票は、台湾元を再両替する時必要になるので大切にとっておこう。
両替レートは 4.114 で 3000HKドル⇒12,342台湾元(約4万5千円) 手数料は20元(70円)だ。 イメージとしては、台湾元を3.5倍すれば日本円だ。
ホテルで両替すると 手数料は取られないが、3.900 なので ずいぶんレートが悪い。必要な金額を空港の銀行で両替しておいたほうがよい。
そして、さらに左に進むと、エアポートバスチケット売場がある。売場のおばさんは日本語も話す。↓
飛狗機場巴士 (Free Go Airport Bus)0800-051-519
主要なホテルは順番に停車してくれる。料金は135元(約500円)だ。チケット売場から外に出てすぐ右側にある。51番乗り場から出発する。20〜30分おきに出ているようだ。外見は普通の観光バスだ。
しかし乗車すると、ぼろい! 臭い! せまい!
今夜の宿泊先のグランドハイアット(君悦飯店)まで、1時間と言われたが、台湾は空港から市内の交通環境がよくない。市内まで高速道路だが、週末や夕方はめちゃくちゃ渋滞していた。ジョンが埒が明かないので下車してタクシーでホテルに行こうと、市内に入ったところで、タクシーに乗り換えた。結局、ホテルまで2時間たっぷりかかった。
9時ころになってしまった。
しかし、空港からの高速道路の風景といい、町中の感じも日本ににている。さすがに51年間、我が日本国の植民地であっただけはある。 ここは日本の固有の領土なのだ!
そこらじゅうの人が日本語を話す。英語より日本語を理解する人のほうが多そうだ。もちろん老人は日本が教育したからだが、もう戦後60年以上もたつので、ほとんど死に絶えているはずだ。にもかかわらず、日本語をはなす人が多いのは、やはり地理的に日本からの観光客が多いからだろう。わざわざ欧米人は台湾には来ないだろうから。
しかし、『こんにちは』『ありがとう』など、基本的な言葉は理解するが、それ以上の会話は無理だ。もちろん日本人があつまる街などに行けば通じると思うが。。。町中の若者も英語もろくに話さない。。やっかいだ。。
台湾一口メモ ⇒日本統治時代の詳細
台湾は広さは九州と同じくらいだ。人口は約2400万人だ。
もともと17世紀にスペインやオランダの植民地になり、1894年〜1895年の日清戦争の結果、台湾は日本に割譲されて、以後51年間に日本の植民地となる。あの日韓併合が1910年だったことを考えれば、一番ながく日本が支配した国になる。
大東亜戦争後、毛沢東に敗れた、国民党の蒋介石が1949年に台湾に乗り込み戒厳令を敷いて全権を掌握し、台湾を支配することになる。
中国大陸から渡ってきた中国人は200万人くらいで、台湾出身者の本省人との間での対立は根深いものがあるようだ。また先住民といわれる、日本でいうところのアイヌ人のような民族も約10部族もあり、複雑だ。
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