2006年11月20日
深セン 日帰り旅行(ニセモノショップ&マッサージ編)part2
香港上海銀行で人民元口座を開設した帰りに、噂のニセモノ百貨店の『羅湖商業城』に、突入した。入口から客引のババアに連行されて、『Sonian watch and leather shop』という店に行くとなった。
そのビルの1Fはほとんどすべて、ニセモノショップだ。
客人はお土産にローレックスなどのニセモノをゲットしようとしていた。店内に入ると、商品は、スーツケースの中にビニール袋に入れて、保管したある。店にある本物のパンフレットを見ながら、欲しい型式を言うと、ローレックスの定価100万円以上のニセモノが出てきた。
いくらか聞くと、1600HKドル(約2万4千円)ここでは、HKドルが通用する。
高い!!!!!!!それはないだろうというと、800HKドルになった。帰ろうとすると、いくらなら買うのかと言われたので、一応100HKドル(1500円)といった。それはないだろうと、言われたが、客人は、フランクミューラーも買うからといって、二つで200HKドルといったが、それは、だめだといわれた。。。
15分くらいのやり取りで、2個で450HKドル(1個225ドル)でまとめた。
一個3300円だ。もっと粘れば安くできたかもしれないが、めんどくさい。でも最初の1600HKドルというのはなんだったのだろうか???
店の女店長は、お会計のあと、ニッコリ写真にポーズまでとっていた。
ニセモノグッツ店『Sonian watch and leather shop』8233-8288
中国深圳市羅湖商業城1樓1054号(大快活後門)
店員は北京語しか話せないので、購入時は身振り手振りだ。しかし、帰るふりをすると、どんどん値引きしてくるので、演技が大切だ。歌舞伎役者にでもなったつもりで、見栄でも切ってやると、思わず安値が出てくるかもしれない。とにかく深圳(シンセン)では粘りがたいせつだ。
しかし、こんな大規模スーパーでどうどうとニセモノを販売している国、中国は最低だと再認識した。購入しているほうも悪いが。
ニセモノショッピングはそこそこにして、帰国のために、『羅湖商業城』から陸橋で、駅構内につながる『交通樓』というビルに向った。
小腹がすいていたので、ビルの左手にあった『三島口岸大酒樓』に突入した。でかい食堂のような中華料理店だった。
英語も日本語も通じない、ビールもわからない。やっとのことで、ビールとつまみ1品『孜然豆角炒腩肉』28元を注文した。
なぜか、大瓶2本でてきた。
マイタンは、75元(1200円)だった。100HKドルで支払うと、おつりは、人民元でかえってきた。人殺し毛沢東の顔入りなぼろぼろの紙幣だ。もちろん香港では使えない、、、人民元切り上げまで大切に保管しとくか!
『三島口岸大酒樓』0755-8234-4222
中国深圳市羅湖區口岸交通樓2樓
営業時間6:00-24:00
食堂の出て左奥には、足裏マッサージ屋『金福名美甲足浴店』があった。ニコニコ迎え入れられたが、言葉が通じない。店内に多数の店員がいたが、独り、カバのようなデブが、マッサージをしていた。これが、オーナーのようだ。
オーナーだけは、英語がわかる。いくらか聞くと、足裏マッサージ1時間で25HKドル、背中肩のマッサージ1時間で25HKドルだ。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜約400円?!!!!!香港の10分の一くらいだ。
同時に足裏マッサージと背中肩のマッサージをしてくれる、王様になった気分だ、しかも両方で800円くらいだ。
マッサージ師は10名以上いるのだが、客は我々2名だ。日本人とわかると、なにやら、へらへら話しかけてくる。わからねんだよ!!
日本語でしゃべれっつうの! 客もあまりいないのに、店の店員はなぜか楽しそうで、ニコニコしている。あほうか!お前ら。
『金福名美甲足浴店』0755-8234-5208
中国深圳市羅湖區口岸交通樓2樓B交17-18号
営業時間は不明!
そろそろ5時を過ぎたので香港に帰還することにした。マッサージ屋から直進して左側の『出境旅客清前行』 の標識にそって出国カウンターに向った。
出国カウンターの反対側の壁に出国カードを記入するところがある。ボールペンはない。
出国カードとパスポートを提示するとすぐに深圳から出国できた。
その後、深圳(シンセン)免税集団という、免税店の看板が出てくるが、特に買うものも無い人は、さらに直進して、行きに渡った深圳河をまた渡ると、外国人(日本人も含む)は左側から、左に曲がって香港に入国カウンターにすすむ。
香港人と香港IDカードを持っている人は直進して、自動入国カウンターから入国する。
香港IDカードを所有していると本当に便利だ。出入国でかなりの時間を節約できる。
しかし、連れが、日本から来た観光客の場合は、待たなければばならないので、意味が無いが。。。。
そして、さらに直進すると、帰りの『九廣東鐡』のチケットの販売所がある。ここで、ためしに、人民元で支払おうとしたが、やはりだめだった。香港ドルしか利用できない。
オクトパスカードを持っている場合はそのまま改札に向おう。
階段で、ホームに下りると、手前がファーストクラスだ。オクトパスカードの場合は乗車の前に、専用の機械で支払うことを忘れないようにしよう。(行きのホームにはそこらじゅうに支払い機械があったが、こちらでは、1箇所しかないので(ほかにもあると思うが見つけられなかった)、ファーストクラスに乗車する行列に並んで、乗車直前に機械に通すしかない)
帰りも3分から5分おきに、列車は出発しているので、座れない時は、次の列車を待ったほうがいい。
こうして深圳日帰り旅行は終りをつげた。