2007年02月06日
ニュージーランド スカイライン・コンプレックス(クイーンズタウン)
クイーンズタウンの町やワカティブ湖を見下ろすボブズ・ピークにあるスカイライン・コンプレックスは、展望台・レストランのほか、バンジージャンプやリュージュ、パラグライダーなどのアクティビティもそろっている。
クイーンズタウンの最終日、天気もよかったので、行って見ることにした。
ミレニアム・ホテルの朝11:00のシャトルバスでワカティブ湖畔に行きそこから歩いて、ゴンドラ乗場に行くことにした。
シャトルバスは貸切状態だった。これからどこに行くのか聞かれたので、ゴンドラ乗場だというと、こっそり、ゴンドラ乗り場までバスで行ってくれた。ホテルには言わないでくれと言われた、、親切なホテルマンだ。
湖畔からは、ゴンドラ乗り場までは、坂になっているので助かった。。
ゴンドラのチケット売場に並んだ。まだ時間が早いせいかすいていた。。ゴンドラの往復チケットは20NZドル(約1700円)だ。ゴンドラ&リュージュのセット券がお徳だ。
ゴンドラ&リュージュ1回 26NZドル
ゴンドラ&リュジュ2回 31NZドル
ゴンドラ&リュージュ3回 34NZドル
ゴンドラ&リュージュ5回 38NZドル
その他、ゴンドラ&ブッフェレストランなどさまざまなセット券がお徳だ。
ゴンドラ&リュージュ2回 31NZドル(約2600円)を購入した。
ゴンドラは4人乗りだ。すいていれば二人でも乗車可能だ。お決まりの撮影もある。山頂から戻って来た時、希望者は写真やはがきのセットを購入することもできる。
ゴンドラは、標高790メートルの展望台まで約7分間でイッキに登る。傾斜は37度なので、かなり急だ。真上に上がっていくような感じがする。
すぐにクイーンズタウンの町が小さくなる。。高所恐怖症の人は怖いかもしれない。
ゴンドラはあっという間に展望台に到着だ。下車して右側には、スカイラインレストランがある。
階段を上がるとお土産屋があり、ここから展望台にでることができる。
左手には標高1651メートルのコロネット・ピークが見える。クイーンズタウン半日ツアーで訪れたところだ。
標高2324メートルのダブルコーンが見える。ここは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」にも登場する、「リマーカブルズ山脈」だ。クイーンズタウン周辺にはこの映画の撮影現場が点在しているので、その場所を見学するツアーもたくさん催行されている。
前方には、ワカティブ湖対岸の標高1974メートルのセシルピークなどが、見えたが、いずれも山頂は雲に覆われていた。
ここからの夜景も綺麗だそうだ。時間に余裕がある人は訪れたい。。しかし、21時30分くらいまでは、明るいクイーンズタウンなので相当遅い時間に行かなければならない。
パラグライダーをしている人もたくさんいた。。パラグライダーの受付は、展望台裏の一段上がったところにある小屋で受付している。
右手から少し下ったところに、リュージュ乗場への二人乗りリフトがある。乗車する前にヘルメットがたくさん入っている箱があるので、必ず一人一つづつ借りよう。
リュージュがリフトにぶる下がっているが、これは降車時に係員がとるので、なにもしなくていい。安全レバーを下げて200メートルくらいで降車地点だ。
リフトを降りて左手に進むとリュージュ乗場だ。リュージュなんていままでやったこともない。ちょいと不安になったが、もうここまで来たらやるしかない。まあバンジージャンプよりはましだろう。。
コースは二つ。Scenic Track(初級者向けコース ) と Advanced Track(上級者向けコース ) だ。チケットは2回分あったので、両方すべることにした。
まず、ブレーキのかけ方などのリュージュの基本をざっと教えてもらって、さっそく出発だ。
二股になっているハンドルを前に倒せばばブレーキだ。バンドルの前後でスピード調整する。意外にスピードが出る。しかし初心者コースでは、前方が詰まっていて、そんなにスピードは出せない。コースからの景色も最高だ。。そして長い(800メートル)、、途中でトンネルなどを通過してゴールインだ。。なかなか面白い。。またリフトに乗り、今度はAdvanced Trackに挑戦した。。
かなり飛ばしている子供もいた。途中でこぶのようなところがあり、スピードを出して行くと、飛んで行きそうな感じだ。。
暴走族のように、集団で競争しているガキもいた。
なかなか面白い、子供でも大人でも楽しめるアクティビティだった。
スカイラインゴンドラの右横では、バンジージャンプも可能だ。高さ(47メートル)はあまりないが、手前の岩が近いので恐怖感が倍増だ。クイーンズタウンの夜景を見ながら飛び込むナイトジャンプが人気のようだ。
『スカイライン・コンプレックス』 03-441-0101
PO Box 17 Brecon Street
営業時間 9:00-深夜
年中無休
ゴンドラ
営業時間 9:00−21:30(4月〜9月は21:00)
リュージュ
営業時間 9:30−夏季は19時 冬季 16時
『パラグライダー』 03-441-8581
料金185NZドル
『バンジージャンプ』03-442-4007
料金150NZドル
13時ころに、スカイラインゴンドラで麓にある『キーウィバードライフパーク』に行くことにした。
ゴンドラを下車し外に出てまっすぐ進むと左手にキーウィを象ったわかりやすい入口がある。キーウィは夜行性の動物だが、ここでは、昼夜を逆転しているので、昼間にキーウィを観察できる。オークランドの『レインボースプリングス』でも見たが、あまりよく観察できなかったのでもう一度見てみたいと思った。
ここは、1時間〜2時間かけて観察する場所だ。じつはこのあと、スキッパーズ・キャニオンのオプショナルツアーを申し込んでいたので、時間が30分しかなかった。。。キーウィだけ観察することにした。
入口で30NZドル(約2500円)でチケットを購入して入場する。無料で音声ガイド(日本語もあり)をレンタルすることができる。
左手に2棟のキーウィハウスがある。さっそく突入した。。内部は暗くよく見えないがしばらくして、目が慣れてくるとキーウィが見えてくる。写真撮影は禁止だ。。2匹ほどの大きめなキーウィを観察することができた。
『キーウィ』一口メモ
キーウィはニュージーランドの国鳥だ。夜行性の鳥で、鼻孔がくちばしにあるが、これは鳥のなかで、キーウィだけだ。メスはオスより体が大きくくちばしも長い。
人間がニュージーランドに上陸するまでは、1千400万羽生息していた。現在では、生後6ヶ月以内に95%が外敵により死滅してしまう。そして1%しか繁殖可能年齢に達しない。外敵は猫、ねずみ、イタチ、犬などだ。
通常キーウィの寿命は20〜30年だ。オスの鳴き声は大きく2キロ先まで届く。キーウィの卵は約500グラムもあるので、体(2キログラム)との比率では世界最大の大きな卵を産む鳥だ。
生まれた子供はオスが温める。そのため、ニュージーランドで子育てに奔走するなさけない夫のことを、キーウィハズバンドと呼んでいるそうだ。まったくばかばかしい話だ。
そして、その期間は80日〜100日に及び、その間、親鳥(オス)は、ほとんど餌を食べずにすごすそうだ。孵化すると、雛は既に体毛に覆われていて、胃の中に残った卵黄で2〜3週間育つ。孵化後は親鳥が巣で子供を育てることはしない。、通常の鳥は体温が42度だが、キーウィは38度だ。
園内をゆっくり徒歩で観察しながら、音声ガイド(日本語)で解説を聞くことが出来る。しかし、私たちには時間がなかった。。
入場し正面のステージでは、一日3回、動物たちによるコンサベーションショウも行われる。(11:00、13:30 15:00)(写真左)
『キーウィバードライフ パーク』03-442-8059
Brecon St
営業時間 10月−3月 9:00−19:00
4月−9月 9:00−18:00
年中無休
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この記事へのコメント
ニュージーランドは小学生の頃家族旅行で2回(北と南)行きました!
リュージュ懐かしい!私も乗りました。そして死にかけました(笑)あれは怖かったです。
個人的にはシャトートンガリロとかテアナウの旅が楽しかったです!
リュージュは何回乗っても飽きないですよね。
キーウィ見れたんですねラッキーですね。
時間によっては見れませんからね。
でもキーウィの体温のことは知りませなんだ。
勉強になりました。
ショウではマオリ語でトゥアタラ(Tuatara)という茶色いイグアナのような
ムカシトカゲや大型の鳩を見せてもらえました。
絶滅危惧種なので、もちろん触らせてはもらえませんでしたけど…