2008年03月10日
映画『明日への遺言』
週末に『明日への遺言』という映画を見に行った。
銀座の丸の内TOEI2で上映されていた。
岡田資(たすく)陸軍中将が、大東亜戦争中、無差別爆撃をしたアメリカ空軍兵士を処刑したことに関して、
戦後、B級戦犯として収監され、裁判を通じて一貫して、十数人の部下をかばい一人絞首刑に処せられるという映画だった。
日曜日の夕方だったが、邦画としてはかなりの入場者数だった。年配の人がほとんどだった。
映画の終盤では、すすり泣く声が映画のあちこちから聞こえてきた。
戦争映画のように、派手な演出は一切なく、全編にわたり法廷の映像に終始しているが、
含蓄のあるいい映画だった。
こういう立派な日本人がいたという事実に感動し涙を禁じえなかった。
日本人としてぜひ観てほしい映画だ。
予告編↓