ニュージーランド旅行記
2007年02月26日
ニュージーランド アカロア日帰り観光(クライストチャーチ)
クライストチャーチでも人気のアカロア観光に出かけることにした。
基本的にバスで移動するだけなので、あえて日本語のツアーでなく、現地ツアーに参加した。
3種類あって、
1.アカロア往復 数箇所、写真撮影&休憩 チーズ工場見学 40NZドル(約3400円)
2.アカロアの往復だけ 30NZドル
3.アカロア観光&ランチ付き 95NZドル
『アカロアシャトル』 0800-500-929
観光案内所前 8:30 10:00 15:30
アカロア発 10:30 15:35 16:30
1.のツアーを事前に『観光案内所(I site)』で申し込んでいた。
日本語のツアーの場合はJTBの場合で、205NZドルもかかる。
チケットを持って集合場所の大聖堂前(観光案内所前)に10時に行った。チケットと引き換えに帰りのシャトルバスのチケットをもらう。帰りは15:35か16:30の時間を選択できるが、わたしは、15:35にした。
バスは小さめだが、前後の間隔はまあまあゆったりしていた。
バンクス半島にある港町アカロアはフランス人により開拓された町だ。そのため、フランスの面影の残る町になっている。車またはバスでクライストチャーチからは1時間30分ほどのところにある。とても小さな町なので1時間ほどで、散策はできてしまう。イルカなどを見ることが出来る『ハーバー・クルーズ』にぜひ参加したい。しかし、私は偶然キャンセルがあったので現地で乗船できたが、事前に予約しておいたほうがいい。
バスはクライストチャーチを出発して50分ほどで、LAKE ELLESMEREに到着だ。大きすぎて海に見えるが湖のほとりで停車した。
次は、75号線沿いにあるリトルリバーという小さな町の駅(現在は使用されていない)でトイレ休憩だ。
ここから、ヒルトップという小高い丘に向けて坂道をバスはくねくね登り始める。アカロアハーバーも見えてきた。
道の両側には、羊がたくさん放牧されていた。絵に描いたような景色が眼下に広がる。
12時すぎにアカロアに到着した。出発は15:35だ。3時間以上もある。
クルーズに参加しようと、桟橋にある『アカロア・ハーバー・クルーズ』に駆け込んだが、満席だと断られた。
もう一軒ビーチロード沿いの『アカロア・ドルフィンズ』を訪ねたがここも満席だった。しかし、もしかするとキャンセルが出るかもしれないと言われ待っていると、運よく2名キャンセルが出たので12:45に乗船できた。
この会社のクルーズ船は小型で16人乗りだ。料金は55NZドル(約4600円)
さっそく乗場に急いだ。ちなみに『アカロア・ハーバー・クルーズ』は52NZドルとちと安い。
クルーズはアカロア湾から外洋まで一周で2時間のコースだ。
意外に高速な船は、どんどん外洋に向けて走り出した。アカロア湾は両サイドが断崖になっているが、小型船のため断崖の近くを航行する。
ブルーペンギン(写真右)も絶壁で休憩だ。
外洋が近づくと船は木の葉のように揺れ始めた。船に弱い人はだめかもしれない。
しかし、ここからが人気の、ドルフィンウオッチングの始まりだ。世界最小のへクターズドルフィン鑑賞だ。
船はエンジンを止めて、イルカの出現を待った。待つこと5分!でた〜〜
確かに小さい、しかし、イルカだ。15分ほど、外洋でドルフィンウォッチングを満喫したあと、船は船着場に向けて発進した。
途中で運よく、アザラシにも会えた。
サーモンの養殖池の前を通り、14時45分 無事船は、到着した。
桟橋にはたくさんのカモメが人間を恐れずに日向ぼっこをしていた。
バスの出発までまだ50分ほどあったので、のんびりビーチロードを散歩した。
飛び込みで『アカロア フィッシュショップ』に立ち寄った。イギリス人の大好きなFISH&CHIPSの店だ。
ためしにFISHだけ注文してみた。2.8NZドル(約230円)だったが、パリッとしていて美味しかった。
あっという間に時間が過ぎ、アカロア観光案内所(写真左)で帰りのバスを待つことにした。
20分ほどで、『バリーズ・ベイ・チーズ工場』に到着だ。
各種チーズのテイスティングと購入が可能だ。チーズの製造過程も見学できるそうだが、私が訪れた日は作業は行われていなかった。街中より安い値段でチーズが販売されていたので購入した。味はかなりいい。。
クライストチャーチには、17時30分に到着した。
2007年02月16日
ニュージーランド 『大聖堂』 クライストチャーチ
クライストチャーチの中心に聳え立つゴシック様式のイギリス国教の大聖堂を見学しにいった。1864年に英国のギルバート・スコットが着工して40年後の1904年に完成した高さ63メートルの建物だ。
高さ34メートルの展望台までは、134段の階段を登れば行くことができる。
正面から内部に入るとパンフレットが置いてある。日本語のものもある。手前の箱に4NZドルを自主的に入れよう。このパンフレットを持っていれば、内部をカメラやビデオで撮影するこどができる。ただ見学するだけなら無料だ。
正面から入場すると、見えるのが、高祭壇だ。1879年イギリスからの旅の安全を感謝してジェームス・アーヴィング博士より寄贈されたものだ。
入口上部の花柄のステンドガラスも一見の価値がある。祭壇近くで振り返ってみると綺麗に見える。
大聖堂の真ん中左手から出ると、チケットショップを兼ねたビジターセンターがある。ここで、展望台へのチケット4NZドルを購入した。簡単なお土産も売っている。
展望台への入口は正面から入場して左手にある。牢屋の入口のようなドアを開けるとそこに階段がある。。展望台に近づくほど階段は急になる。狭い階段を134段、手すりを頼りに登って行く。
しかし、階段の途中の壁は落書きだらけだ。。。その中に、馬鹿な日本人の名前も見つけた。帝京大学の学生だ。嶋田だとか白鳥とか、汚い字であちこちに書いている。あほか!お前ら。日本人の恥だ。
だいたい、帝京大なんて、4流大学(か高校か知らんが)にしか入れないくらいだからろくな人間ではない。人間のクズだ。世の中の4流帝京大の卒業者全員恥を知れ!この馬鹿野郎!こういうあほがいるから困る!
展望台から4方向の踊場に出ることができ、カンタベリー平野やサザンアルプス山脈を一望できる。天気のよい日に登ってみたい。しかし、この展望台のドアにも、4流帝京大学の馬鹿学生の名前が落書きしてあった。
『大聖堂』+64 3 366 0046
Cathedral Square
Christchurch
入場無料
夏期
月−金 8:30-19:00
土 9:00-17:00
日 7:30-19:00
2007年02月15日
ニュージーランド 日本料理『倉敷』 クライストチャーチ
感動のマウント・クック観光を終えてクライストチャーチにもどったたのは、19時30分を過ぎていた。
特にレストランの予約もしていなかった。
お土産屋が立ち並ぶ コロンボストリートを大聖堂から徒歩で歩いて左手2Fにある日本料理『倉敷』に突入した。二日連続で日本料理屋に行ってしまうのは、やはり日本人だからかもしれない。
前日の日本料理『さらさら』よりさらに日本的な店構えだ。
座席が仕切られているので個室感覚で利用できる。
この店では、おせち料理、雑煮まで食べることができる。
さっそく おせち料理を注文した。日本にいるような感覚になった。
いくら、かまぼこ、かずのこ、昆布巻きなど、本格的だ。
しかし、この静かなレストランにこんどは、ちゃんころでなくて、大阪人が大声で威張りまくりだ。
まったく迷惑な大阪人だ。トイレに行ったとき見たが、いかにも下品そうな顔をしていた。とにかく、たいして金持ちでもないのに威張りまくりだ。
いいかげんにしろ!!!!このゼイロク野郎!
この大阪人糞おやじ、翌日 お土産屋でも見かけだが、『なんぼ、こうたら、まけるんや!』と強引に日本語で値引き交渉して店員にひんしゅくを買っていた。おまけに、他店の割引券を出して強引に割り引かせようとしていた。馬鹿かお前は!
大阪人と農協のいなかっぺ野郎は海外旅行なんかするんじゃねよ!
あまえらにぴったりの田舎の温泉にでもいってろつうの!
日本料理『倉敷』366-7092
Cnr.Colombo and Gloucewster Sts. Christchurch
営業時間
月−金 11:30−14:00
月−日 17:30−
2007年02月14日
ニュージーランド『マウント・クック一日観光』part2
テカポ湖から20分ほどで、マウント・クック(アオラキ)に到着だ。13時だった。天気は快晴だ。50%くらいが雨のマウント・クックにしてはめずらしい。山頂付近が若干雲に覆われていたが、しっかりとマウント・クックの勇姿を見ることが出来た。
クイーンズタウンやクライストチャーチからの観光バスがところ狭しと停車していた。
まず、『ハミテージホテル』内のアルパインレストランで昼食だ。朝、予めガイドの方に、
1)ビーフステーキ
2)仔羊のロースト
3)ほうれん草とリコッタチーズのラビオリ(パスタです)
4)本日の魚料理
の中から希望しておくのだが、仔羊のローストをオーダーしておいた。
貸切のツアーだったので窓際の席に座ることが出来た。マウント・クック(アオラキ)を見ながらの昼食だ。
前菜はサーモンだ。 ワインも注文したが、飲み物は別料金だ。デザートもボリューム満点の内容だった。15時に出発なので、まだ時間的な余裕もあったため付近を散策した。
『ハミテージホテル』は、マウント・クックの登山者向けに1884年にオープンした歴史のあるホテルだ。現在では、272室の大きなホテルだ。人気のホテルで、夏は予約を取ることが大変だ。値段も夕食付きではあるが、590NZドル〜880NZドル(約5万円〜7万5千円)とかなり高い。
ハミテージホテルに前にはエベレストに初登頂したニュージーランドの英雄『エドモンド・ヒラリー』の銅像があり記念撮影する人も多い。5NZドル札の肖像にもなっている。しかし1919年生まれ、現在87歳で存命中だ。
この付近にはハイキングコースが点在している。ケアポイントトラックをすこし歩いて見ることにした。
左手には標高1933メートルのオリビエ山が近くに見える。さらに進むと山頂に万年雪がある標高2764メートルフットツール山が見える。
なんだかんだで、15時の出発時間になったので、ハミテージホテルに戻ることにした。
さて今回のメインイベント お次は氷河遊覧飛行だ。催行は天候次第だが今日は快晴なのでもちろんOKだ。
真ん中奥にちらりと見えるのがタスマン氷河だ。
ハミテージホテルから車で5分ほどのところにある、アオラキ(マウント・クック)空港(写真左)からセスナ機は飛び立つ。
氷河遊覧飛行には、大きく分けて2種類ある。氷河上空のみのフライトと氷河着陸(約10分)を含むフライトだ。私は、氷河着陸を含むフライトを選択した。
氷河ハイライト(約40分間のフライトで、10分間の氷河着陸が含まれる)大人1名325NZドル(約2万7千円)
タスマン氷河を縦断して氷河に着陸のコースだ。
受付でNo4のチケットを渡されセスナ機に向かった。我々のセスナは3組の日本人だった。ちょっと怖いが、パイロットの右横の座席がお薦めだ。
タスマン氷河は長さ27キロ、幅3キロ 深さは600メートルで南半球で最長の氷河だ。
セスナ機が飛び立つとタスマン川とその先にはタスマン湖が見える。氷河に侵食されたU字谷も綺麗に見える。
そして、氷河への着陸だ。雪の上に着陸だ。意外に振動があったが無事着陸(着氷?)できた。
氷河の照り返しで目が痛い。。氷河にさっそく降りてみた。細かいカキ氷のようだ。ずぼずぼ足がめり込んでいく。色はよく見ると、薄いブルーだった。マウント・クックは雲に隠れてみることができなかったが、周囲が氷河と雪に囲まれ圧巻だった。
なぜ、セスナ機が氷河の上に着陸できるのかというと、車輪部分に特殊なスキーを装着しているからだ。意外にシンプルな構造だ。
10分ほどの滞在だったが、だんだん足から冷え込んで来た。記念撮影などを済ましてまたセスナは飛び立った。
40分の短いフライトだが、感動の氷河遊覧飛行だった。
『マウント・クック スキープレーンズ』64-3-340-8034
Aoraki Mount Cook Airport
State Highway 80
帰路はデカポ湖で休憩してクライストチャーチまでノンストップで爆走した。しかし到着は19時を過ぎていた。しかし、まだまだ明るかった。日暮れは、21時すぎだ!
2007年02月13日
ニュージーランド『マウント・クック一日観光』part1
クライストチャーチ一番人気のオプショナルツアーの『マウント・クック一日観光』に参加した。
マウント・クック一口メモ
マウントクック国立公園は標高3754メートルのマウントクックや、南半球最大級のタスマン氷河など雄大な風景の眺めることができる。
マオリ語ではアオラキと呼ばれている。雲を突き抜ける山を意味する。標高は若干、富士山(3776メートル)より低いが、登山するには5000メートル級の装備が必要な険しい山だ。いままで200人以上が遭難して命を落としている。つい最近も日本人登山者が2名転落して死亡した。普通の装備で登れる山だはない。エベレスト登頂のための訓練登山で利用される山なのだ。
マウントクックを中心に18の山とその谷間を埋める氷河によって形成されるサザンアルプス山脈は南アルプスと呼ばれている。年間の平均降水量は4000ミリ、降水日数は149日ということで、晴天の日に訪れることは難しい。
マウントクック国立公園(700キロ平方メートル)はウエストランド。マウント・アスパイアリング、フィヨルドランドと3つの国立公園とあわせ、『テ・ワヒポナム』としてユネスコの世界遺産に登録されている。
今回は『ニュージーランド・ウォーカーズ』という旅行会社を利用した。ニュージーランドの旅行(日本人向け)専門会社だ。ホームページも非常に充実しているので参考にしたい。
『ニュージーランド・ウォーカーズ』
クライストチャーチ支店 電話番号:(03) 377−2833
Level 14, 1 Clarendon Tower, Cnr Worcester Boulevard St. & Oxford Terrace St.
営業時間:月−金曜日 9:00-17:00
時間外・24時間携帯:(027) 480−1649
団体ツアーの場合は6時40分前後に集合で19時15分解散の12時間以上の長時間ツアーになる。今回はセスナ機で氷河遊覧飛行も考えていたので、融通が利く貸切のツアーを申し込んだ。
二人だけで行動するので、集合時間も8時30分と遅かった。ワンボックスカーで日本人男性ガイドの高橋さんという人がホテルに迎えに来た。
いつものように、ひたすら信号もない道を走り続ける。両側には無数の羊や牛が放牧されている。いつもの風景だ。
2時間走り続けやっと最初の休憩ポイント『Kiwi Country』に到着だ。各種おみやげやカフェもある。お菓子、羊毛製品、プロポリスやマヌカハニーなど品揃えは豊富だった。出発が遅かったので、店内ががらがらだった。ここにも日本人店員が勤務していた。
次の目的地はデカポ湖だ。1時間20分ほどの行程だ。途中晴れたり雨が降ったり気候は不安定だった。
テカポ湖は南北に30キロの湖で、最大深度は120メートルの氷河湖だ。氷河から溶け出した水に侵食された岩石の粒子(ロックフラワー)という成分が含まれるため、独特のミルキーブルーの湖面は美しい。。湖の向こうにはサザンアルプスが広がる。
1935年にヨーロッパの開拓民が建てた石造りの教会がある。『善き羊飼いの教会』だ。ここで結婚式を挙げる人も少なくない。
内部の祭壇の先にあるガラス越しにサザンアルプスの景色が綺麗で絵葉書のような感じなので記念撮影する人が多い。
『善き羊飼いの教会』(Church of the Good Shepherd)
開館時間 夏期 9:00−17:00
冬期 10:00−16:00
年中無休
教会の右側(100メートルくらいのところ)に、1868年に造られた牧羊犬の像が建っている。『バウンダリー犬の像』
開拓時代に境界線(バウンダリー)を守った牧羊犬を称えて建てられたものだ。
とにかく風景がきれいな場所なので、ゆっくり見学したい。天気がいい日の訪れることができてラッキーだった。
その後、20分ほど走ると、プカキ湖が現れる。こちらの湖はテカポ湖の1.5倍くらいの大きさの氷河湖だ。こちらも湖面はミルキーブルーだ。そして、ここからは、マオリ語の雲を突き抜ける山を意味するアオラキにぴったりのマウント・クック(写真左)を見ることが出来た。幻想的だった。
つづく!!!!!!!!⇒こちら