2006年04月17日
新入社員奮闘記
新入社員として埼玉銀行に入社(20年以上前の話だが)すると
くだらない1ヶ月研修というのがあった。
1ヶ月間泊り込みで研修だ。自衛隊じゃあるまいし
毎日 行歌を歌わされて、ラジオ体操までしている。
朝から晩まで研修だ。
酒も禁止だ。 研修中にジュースを飲んでいて、
怒られて、前に立たされて、お前なんか支店に帰れと言われて、
帰りたくありませんと泣いていたあほもいた。
どうしているだろう。埼玉銀行同期の神田君!
とりあえず。威張りまくっている人事部のやつが気に食わなかった
特に原人事部長!!ムカついたぜ
夜、窓から抜け出して。近くの酒屋で酒を調達してきた。
そして気の合うやつで飲みまくり。
よっぱらって『ちょんちょんちょんがらりんの朝鮮人』
『ぶんぶんぶらぶら部落民』とかわけのわからないのりで
大声で騒いでいると、
人事部の人間に見つかって、立たされた。真夜中に1時間以上も。。
支店長に報告すると脅かされたけど、
こんなくだらないことどうやって報告するんだよ
このあほ。勝手にしろ〜〜〜
自由研修と言う時間があった。
各チームにわかれて、地元を取材して、
報告会を行うという企画だった。みんなつまらない企画をしていた。
私は、地元の所沢に行こうといって、
取材先を学生時代に地元のソフトボールチームで知り合いだった、
共産党の池田という市議会議員(私にも左翼の知り合いはいる)に連絡した。
そして埼玉銀行がどれだけ大企業と結託して、
地元零細企業に圧迫をしてきたかとうことをテーマに取材した。
報告会では、地元の商店街が座り込みや埼玉銀行銀行新所沢支店に、1円預金をして業務を妨げたことなど。私も1円預金をしたことがあると。などを報告して、おおいにうけた。
しかし、途中で報告会は中断!人事部の人間に呼び出されて、 『いいかげんにしろ』と怒られたのはいうまでもない。
しかし、つまらない研修だった。途中で、実地研修ということで、
平井支店というところに1日配属された。
下町だから元気にいくかと『へい いらっしゃいませ!』と
来店客があるたびに 大声で叫んでいたら、すぐに次長に呼ばれて、
『ここは八百屋ではないから、もっと上品にしてくれ』と怒られた。
どうせ、田舎銀行のくせになにいってんだい。
だいたい、
ぞうりの裏みたいなくしゃくしゃな顔したおやじが、
何が上品にだ、むかついたが だまって静かにした。
とにかく堅苦しい会社だった。
