2006年07月01日
香港 銀行事情(香港上海銀行・HSBC)
香港も日本同様たくさんの銀行がある、HSBC(香港上海銀行)、 恒生銀行(ハンセン)、交通銀行、スタンダード・チャータード銀行、中国銀行、シティバンクなどなど、
私はちなみにHSBCに口座を開設した
口座を開設するには、パスポート(またはビザ)、HSBCに口座開設して1年以上の人の紹介があれば、すぐに即日開設できる。でもこの規定はあいまいなようだ、紹介人がいなくても開設できたという話を聞いたこともある。しかし、近年、マネーロンダリングの関係で厳しくなってきているようだ。
パスポートと国際免許証でOK だったという話も聞く。とにかく現住所(日本でも可)を英文で確認する必要があるようだ。
街中にたくさんある支店に行くと、入口付近にあるATMの奥に、1個1個仕切られたデスクがあり、着席しながら、手続きをする。私は、ちなみに、パワーバンテージ口座(日本でいう総合口座みたいなもの)の手続きをすると、日本のように後日郵送ではなく、その場で、茶封筒のようなものを渡されその中に、キャッシュカードと小切手帳、ATMとテレフォンバンキングのPIN(暗証番号)が記入されている封筒が入っている。口座開設キットのようなものだ。 行員の接客も非常に親切だ
窓口での即日発行は、とても簡易な感じがするが、郵送などしないほうが、一番個人情報が流失しなくて、いいのかもしれない。したがって、キャッシュカードに名前は記載されていない。
窓口の営業時間も8:45〜16:30 月〜金
8:45〜13:00 土
日本より長く営業している。
通帳はない、毎月ステートメント(明細)が郵送されてくる。日本でもシンガポールでも郵送してくれる。インターネットでは、2ヶ月しか照会できないので、このステートメントを大切に保管しておく必要がある。
自動引き落としやクレジットカードが主流の日本と違って、いまでも、新聞代や各種支払いが、小切手で行われている。はじめは、記入方法で少々とまどった。どうも不便だ
インターネットバンキングももちろんできる。銀行とはいえ、株式の売買も、ファンドの購入、保険も、いまはやりの(もうそうでもないか?)外為証拠金取引もできる
しかも香港はこういう取引で得た利ざやに税金が全くかからない。日本から送金して取引している人も多いらしい。インターネットの取引サイトは英語&中国語だが、日本語の取引手引書が日本で販売されているので、これを見ながら取引すればだれでも簡単に操作できる。
日本と違って、海外送金もインターネットでできる。 送金手数料は100HKドル(約1500円)だ。
ログインには、各自のパスワードと、ワンタイム発行機(写真左)によるパスワードの2種類が必要なので、セキュリティも万全だ
街中のどこにでも、ATMがある。たいがいビルの壁に埋め込んである。しかも24時間365日利用でき、祝日も利用でき、手数料は常に無料だ。2系統のATMがあり、HSBCは恒生銀行のネットワークで相互利用できる。もう一つは、スタンダード・チャータード銀行やシティバンクなどのJETCO系統だ。でもどちらも町にたくさんあるので困らない。暗証番号は6桁なので覚えるのがちと大変かもしれない。
ATMは壁に埋め込まれているので、日本のように、ショベルカーで破壊して持っていくようなこともできないだろう。
日本の銀行がなんでも手数料をとるのとは全然違う。
上海やシンガポール、マレーシアなどでも HSBCのATMで、現地通貨をいつでも引き出せる。引出し手数料は20HKドル(約300円)だが、
両替レートが20銭〜50銭なので、断然有利だ。
金利も 10万円前後の少額でも1ヶ月もので、2.8%だ。6ヶ月 3.15% もちろん税金はかからない。(2007年6月現在)
外貨預金の金利も日本よりは高い、それから、日本の銀行のように、馬鹿高い片道1円〜4円の手数料はかからず、片道20銭くらいで預金可能だ。現金を窓口で両替する場合も片道20銭〜50銭だ。
ちなみに金利は、豪ドルは 1ヶ月 3.91% 1年で 4.29%
NZドルは 1ヶ月 5.59% 1年 5.805%
日本円は 期間に関係なく 0.01%だ。
福井さん、村上ファンドは確か1年で20%〜30%の利回りでしたね。ノーパンしゃぶしゃぶに行ってないで、なんとかしてくれ なんでもいいけど、そろそろ辞任したらどうですか?!たたけば、いろいろでてくるあなたですから、 日銀就任が決まったあとも、商品先物系FX会社で講演もしてましたよね。。。社名は伏せときますが、
でも、私は非居住者なのでゼロ金利でもどうでもいい
おっといい忘れていたが、パワーバンテージ口座の場合、10万HKドル(150万円)以下の残高になると、毎月口座維持費が20HKドル(約300円)かかる。これだけサービスがいいのでしょうがないだろう。
とにかく、口座さえ作成すれば、非課税でいろいろなことができるので、旅行に来た時などに口座開設するといいかもしれない。しかし、基本的には日本居住者は香港で利殖した場合は、国内の所得とともに、日本で申告しないと脱税行為になる。。。。。。まあ摘発されればだが、、
口座開設の方法や香港の銀行のインターネットの利用方法を日本語で詳しく紹介した本はがある。こちらを参考にしていただきたい。(写真下)
