2006年08月20日
マカオ ポルトガル料理『フェルナンド』 法蘭度
マカオと言えば、やはりポルトガル料理だ。なんといってもマカオは1999年までポルトガルの植民地だったわけで、でもちゃんころ(中国人)はこのことには、一言も文句も言わずに、靖国神社参拝だけ抗議する。まったく阿呆な国だ。
それはともかく、ジョンのお薦めのポルトガル料理『フェルナンド』882264に突入することにした。カナダ兄弟がマカオで一番だ。と普段から自慢しているレストランなので、すこし期待していた。
昼ごろマカオに到着したが、なんだかんだで、夜9時になってしまった。レストランは、マカオの中心地からはかなり離れている。マカオフェリーターミナルのすぐ横にあるフレンドシップ橋(友誼大橋)写真左を渡りコロアネ島の南端のハクサビーチ(黒沙灣)にある。まるまる、タクシーで30分かかる距離だ。マカオフェリーから84マカオパカタ(約1200円)だ。かなり遠い場所にある。
9時半に店に着いた。なんだか、店の入り口も草が生い茂っていて、あやしい雰囲気だ。なんだか、ぼろい店だ。写真を撮りながら店の奥にすすんだが、地元に住んでいるような、欧米人とマカオ人(中国人)でいっぱいだ。ジョンが9時半がラストオーダーだから急ごうと言われた。ええ〜〜もう9時半を過ぎている。とにかく、ジョンがいつものメニューをガンガン注文していた。もう店の人と顔見知りのようだ。
天井には扇風機が付いているが、冷房もない。テーブルも安っぽい食堂のようだ。これが!マカオでナンバー1のポルトガル料理店?!?? ちょっと心配になった。
ドリンクメニューを頼むと、そんなものはないと言われて、奥にあるワインの棚を指差して、すきなワインを持って来いと言われた。まじ〜〜〜〜〜〜! 店のレジの奥に赤も白も常温で放置されている。
とりあえず、おすすめのポルトガルワインを持ってきた(220マカオパカタ)約3,000円
ワイングラスを頼むと、そんなものはないと言われて、普通のコップで飲むことに!!
昔、やけに英語が上手なワイン好きのおっさんが知り合いにいたが、グラスでワインの味が全く変わると説明されて試したが、全然違った味がした記憶がある。そのおっさんだったら激怒しそうだ。
まず、特製の自家製パンがあつあつででてきた。なかは、ふわふわで、料理には相性がよさそうだ。
しばらくすると、料理がどんどん出てきた。山盛りのアサリ蒸しだ。汁をパンにつけて食べると美味しい。
次は、Frango assado(鶏肉の炭火焼き) ジョンの大好物だ。Sardinhas Assadas(イワシの炭火焼き) 日本人の口にはあう。 添えられたポテトもホクホクだ。
フライド・シュリンプもシンプルな料理だが、ピリ辛でいい。
でも、蒸暑くてもうなんでもいいかんじだった。
ワインもぺろりと飲んでしまって、ポルトガルビールを注文した。あまり冷えてなかったが、一応保冷の容器に入れて出てきた。
とりあえず料理はなかなか美味しかった。良いも悪いもとてもカジュアルなお店だった。ちなみに、予約はできないので、夕方はかなり待たされるようだ。暑そうだが、店外のバーで、ビールを飲みながら順番を待つことになるそうだ。
今日のマイタンは650マカオパカタ(約1万円)一人3000円だった。カードは利用できない。
ポルトガル料理『フェルナンド』 法蘭度餐廳
RESTAURANTE FERNANDO
電話番号 882264 予約不可
営業時間 12:00−21:30
Praia de Hac Sa No.9 Coioane, Macau
澳門路環黒沙海灘9號