2006年11月13日
香港 エアポートエクスプレス&『In−town Check In 』利用法
日本から客人が来ると言うので、空港までちょいと迎えに行くことにした。
もちろん便利なエアポートエクスプレス(機場鐵路)を利用した。
飛行機は予定通りに到着した。通常、旅行者はイミグレーションを通過して、ターンテーブルからスーツケースをピックアップし、香港に入国すると、B(接機大堂)と表示されてる柱のところに出てくる。
そのほぼ正面にエアポートエクスプレスの機場駅がある。手前の客務中心(カスタマーセンター)で乗車券かオクトパスカードを購入することができる。
香港滞在中にMTRやバス、セブンイレブンを利用する機会が多い人はオクトパスカードを購入したほいがいいだろう。そうでなくてもお土産代わりに購入するのもいいだろう。
滞在中にMTR(地下鉄)に乗車する場合は、そのたびにチケットを購入する場合は券売機では1、2、5HKドルの硬貨、10、20HKドルの紙幣しか利用することができないので、意外に不便だ。
オクトパスカードを300HKドルほどチャージして購入すれば、空港の往復も含め、市内のMTR、バス、セブンイレブンでの買い物など、いろいろなところで、利用価値は高い。
帰国時に空港か市内のMTR客務中心で返却すれば、残高は返してもらえる(3ヶ月以内の返却は7HKドルの手数料が取られるが)オクトパスカードは購入後3年間有効なので、次回香港に来る時に利用できる。記念に持ち帰るものいいだろう。
客務中心の先の左右にある券売機でも、100HKドルで乗車券は購入できる。(写真左)
その後、改札口はなくエアポートエクスプレスにそのまま乗車する。降車駅で乗車券または、オクトパスカードで自動改札口から降車できる。
前回も書いたが、列車は、進行方向は向って右に進むが、乗車して進行方向左側の窓際がお薦めだ。香港駅・九龍駅までの景色が綺麗だ。
スーツケースなどの大きな荷物は乗車ドアの左右のスペースに置くことだできる。座席は、布製で座りごごちはいい。各座席の前にテレビがついていてニュース、天気、為替レートなどをチェックできる。(英語と広東語だが)
ちなみに当日の往復の場合はエアポートエクスプレスの帰りは無料だ。私は、行きにオクトパスカードで100HKドル引かれたが、帰りは自動改札口にオクトパスカードを接触しても料金は引かれなかった。
香港駅まで、24分だ。12分おきに列車は出発する。
停車駅は
機場(エアポート)⇒青衣(チンィー)⇒九龍(カオルーン)⇒香港(ホンコン)だ。
そして九龍駅と香港駅にはエアポートシャトルバスというのもある。主要なホテルまで無料で送ってくれる。
香港駅の場合は改札を出て、左側に正面にチンケな待合所(写真左)がある。30席くらいだが、ベンチもある。(ちなみにタクシー乗場は右側だ。)
エアポートシャトルバスの営業時間は6:18〜23:10
香港駅の場合、H1、H2ラインがあり両者とも24分おきにバスが運行している。時間と行き先はは待合所の上部の電光掲示板に表示される。下記の順で無料でホテルまでバスが運行している。
H1
香港駅⇒アイランドシャングリラ⇒コンラッド香港⇒パシフィックホテル⇒JWマリオットホテル香港⇒エンパイアホテル香港⇒ルネッサンスハーバービューホテル⇒香港コンベンション&エキシビションセンター
H2
香港駅⇒ワーニーグアンドンホテル香港⇒ノボテルセンチュリーホテル⇒リーガル香港ホテル⇒バークレーン⇒ザエクセルシア香港⇒ルコックホテル
乗車時に 航空券、搭乗券、エアポートエクスプレスチケット、オクトパスカード、エアポートエクスプレスチケットバウチャーのいずれかを提示する必要がある。
ちなみに
九龍駅で降車した場合は
K1、K2、K3、K4、K5の5系統の無料バスが運行している。
K1、K2、K3は12分間隔
K4、K5は24分間隔だ。
営業時間は香港駅と同じ、6:18〜23:10
K1
九龍駅⇒MTR佐敦駅⇒紅磡駅⇒ワンボアガーデン⇒ハーバープラザホテル⇒ハーバープラザメトロポリス⇒紅磡駅⇒佐敦駅
K2
九龍駅⇒プリンス⇒ゲートウェイ⇒マルコポーロ香港ホテル⇒シェラトン香港⇒ランハムホテル香港⇒ザロイヤルパシフィックホテルアンドタワー/中国フェリーターミナル
K3
カオルーンホテル/ペニンシュラ香港⇒ホリデーインゴールデンマイル香港⇒ザーミンデン
K4
ルネッサンスカオルーンホテル⇒リーガルカオルーンホテル⇒ホテル日航香港⇒インターコンチネンタルグランドスタンフォード香港⇒カオルーンシャングリラ⇒BPインターナショナル
K5
グアンドンホテル香港⇒パークホテル⇒ホテルミラマー⇒ザリュクス邸⇒エンパイアホテルカオルーン
香港から帰国する時に便利なのが、
『IN-town check in 』(インタウンチェックイン)というシステムだ。
香港ステーションの1Fに航空会社のチェックインカウンターがある。『In−Town Check In 』(市區預辦登機)の看板が目印だ。
出発の1日前から90分前まで、チェックインと搭乗手続きが無料でできる。香港駅と九龍駅にある。営業時間は5:30-翌0:30
香港駅の場合だが、1Fの『In−town Check In 』に入場する前の左右にある券売機で機場(エアポート駅)までのチケットを購入する(100HKドル)
そしてMTRチケットで自動改札口(写真左)から、入場して各航空会社のカウンターでチェックインの手続きをする。
そしてスーツケースを預けよう。必要なのは、航空券あるいはEチケットとパスポートだ。あとで、エアポートエクスプレスに乗車する時に必要なのでMTRチケットは大切にとっておこう。
ちなみにANAは10番〜15番の内のどれか、その日は12番だった。
JALは19番(ほぼ中央)
キャセィは発着便が多いので、23番〜29番まで(一番右端だ)
23番〜26番はエコノミー
27番〜28番はビジネス
29番はファーストだ。キャセイのカウンターはかなり混雑している。
東京の客人はキャセィを利用していたので30分くらい時間がかかった。
チェックインを済ませたら、出口からそのまま外にでることができる。
チェックインを済ませているので、出発時間の1時間30分くらいまえに香港駅からエアポートエクスプレスに乗車すればいいので、その間に、周辺で買い物や食事を楽しむことができる。空港へは、エアポートエクスプレスで手荷物だけで楽々移動できる。
エアポートエクスプレスは『In−town Check In 』カウンターと同じ建物の地下2Fから発射する。さきほど購入したMTRの乗車券で自動改札を通り抜け正面に停車する電車に乗ればよい。
行きと逆なので、香港(ホンコン)⇒九龍(カオルーン)⇒青衣(チンィー)⇒機場(エアポート)
機場(終点ではないので注意しよう)で降車すると改札はない、そのまま空港内に移動して航空会社のカウンターはもうチェックインしているので通り越しイミグレーションに直行して出国できる。荷物は目的地(日本)でピックアップする。 便利なシステムだ。
旅行者向けに香港ツーリスト乗車パス3日間↓というものも、発行されている。
エアポートエクスプレス2回乗車・MTR3日間乗り放題・換金可能な50HKドルのデポジットをプレゼント⇒300HKドル
エアポートエクスプレス1回乗車・MTR3日間乗り放題・換金可能な50HKドルのデポジットをプレゼント⇒220HKドル
エアポートエクスプレスは片道で100HKドルするので、お徳かもしれない。
購入は、香港に入国してエアポートエクスプレスに乗車する手前の客務中心で
参考⇒前回のレポート 香港エアポートエクスプレス利用法
