2006年11月19日
深セン 日帰り旅行(人民元口座開設 編) part1
東京からの客人と深圳(シンセン)の銀行に人民元の口座を開設するために、日帰りで、出かけることにした。 香港の香港上海銀行開設法は⇒こちらを参照
日本人ならば、15日以内ならば、ビザはいらない(カナダ兄弟の場合はビザが必要だ)
両替も不要だ。深圳(シンセン)の周辺では、香港ドルがマカオのように、利用できる。しかし、現在の為替レートは1HKドル=1.0018人民元なのだが、町中では、1HKドル=1人民元で計算されるので、ちょいと損するかんじだ。もちろんおつりの中国元は香港で使用できない。
まず、MTRで尖沙咀駅を下車して、F出口の『九廣東鐡(中間道)』(KCR East Raik)の看板を目印に移動しよう。
深圳(シンセン)へは、『九廣鐡路』(KCR)という鉄道で移動することになる。
徒歩5分くらいで、チケットカウンターに到着する。オクトパスカードを所有していない人はここで、チケットを購入しよう。
深圳(実際には、終点は羅湖駅で、そこで出国し、200メートルほど徒歩で移動し入国管理ビルで手続きをして深圳に突入する。)までは、普通席で36.5HKドルだが、ここは、ファーストクラス73HKドルを購入したい。
所要時間は約45分くらいなので、普通席はステンレス(写真右)の座席なのできつい、ファーストクラス(写真左)ならソファーの座席だ。といっても自由席だが、、
オクトパスカードを持っている人は、改札に直接向おう。改札の正面に時刻表があるが、4分前後の間隔で、羅湖駅行きが出ているのであせる必要はない。
自動改札で入場したら、左奥がファーストクラスなのでそちらに地下1Fのホームに降りよう。1番線、2番線があるが、どちらでも羅湖駅行きなので、問題ない。
オクトパスカードで入場した人は、ホームにあるファーストクラスの自動券売機にカードを接触させて料金を支払ってから乗車しよう。普通席に乗車して、ファーストクラスとの連結部分にあるチャージ機にオクトパスカードを接触させて、入場することも可能だ。しかし、ちょろまかして、万が一車掌に見つかると、大人は、500HKドル、子供は250HKドルの罰金だ。
(ちなみに、このときは、車掌は来なかった)
『九廣東鐡(中間道)』の尖沙咀駅から、12個目の駅が終点の羅湖駅だ。
列車から景色を見ていると、だんだん、マンションなどの間隔が広まり、九龍や香港島とはまったく違う景色が展開してくる。、
特に、9個目の駅『太和』を越えると、車窓からは山や林だけに変化してくる。
終点の羅湖駅は右側が降り口だ。
右前方に進もう。改札をMTRのチケットまたはオクトパスカードで通過すると、出国カウンターだ。左は外国人専用だ。左端に出国カード記入コーナーがあるのでここで記入して順番を待とう。(ポールペンはないので持参しよう)
右側が香港スマートIDカードを持っている人の出国カウンターだ。自動出国ゲートになっているのでIDカードを入れて、指紋を照合すればすぐに出国できる。
ちなみに出国カウンターは外国人用のカウンターが左から1〜11 香港移民カウンターが12〜58 かなりの数の出国カウンターがある。香港IDスマートカードを所有していれば、数分で出国できる。客人は外国人枠なので、30分弱待つことになった。
出国カウンターを出ると合流して、『往深圳』 と書いてある看板に沿って直進する。(この前後の場所は撮影禁止らしいが、隠し撮りした)
左側のテーブルでカードに記入しよう。ここでもボールペンはない。
そしてめでたく、深圳に入国だ。ここは、15分くらいで通過できた。
まっすぐ直進すると広場のような、ところにでる。右側が羅湖商業城(写真右)だ。このショッピングアーケードで日本人女性はほとんどの買い物(ニセモノブランド)を済ませるようだ。
深圳は治安が悪いので、このビルから出ないほうがいいという話だ。
しかし、わたしたちは、HSBC(香港上海銀行)の深圳支店(プレミアムカウンター専用)で人民元の口座を開設するという任務があるので、止む無く広場を直進した。しかし、かなり綺麗で治安の悪い様子はなかった。だいたい、襲われてから治安の悪さに気づくのが相場なので、なんともいえないが、、、、
目的のHSBC(香港上海銀行)は、シャングリラホテル(写真右中央)の右隣にある。駅から真正面に見えるがかなり遠い。
200メートルほどすすんで、エスカレーターで一段さがりさらに、200メートルほど直進し、突き当たりを右にまがり、地下道(写真左)を進み、その先を地上にあがると、左手に目的のHSBC(香港上海銀行)が現れる。
さっそく、支店(プレミアムカウンター専用)に突入した。口座をオープンしたいと言うと、すぐに応接に通された。服装は昨日同様、短パン、Tシャツだ。もちろん、相手の銀行員は背広で決めている。
この支店はプレミアアカウント専用だが、口座開設するときはだれでも利用できる。口座開設後はインターネットバンキングを利用するので問題ない。
ここでも必要な書類は、日本からの客人は、パスポートと国際免許証だけだった。
私は、香港上海銀行のキャッシュカードと、香港ID、念のため、香港上海銀行から毎月郵送されてくる、ステートメントを見せると、なんなく口座開設できた。
しかし、手際は悪く、口座開設に1時間以上待たされた。その場で入金もできる。日本円、香港ドルのままでも入金できるし、人民元に両替して入金することもできる。試しに、人民元に両替して20万円ほど入金してみた。
日本からの客人は、手持ちの現金があまりなかったので、その日は1円も入金しなかったが、口座は開設できた。後日、日本から送金すればいい。
しかしさんざん待たされたあげくに、テレフォンバンキングのPIN番号の封書(写真左上)と、海外から振り込むときの注意書き(A41枚) 香港上海銀行のような外資系の銀行はキャッシュカードを発行することができないので、そのかわりに、口座番号が手書きで書かれた、二つ折りのちゃちな紙(写真左)を渡されただけだった。 通帳はない。
インターネットバンキング登録&利用法は下記にまとめて記載した。
本当にこれで、人民元口座が開設できたのか不安になった。
こちら深圳では、プレミアアカウントの最低預入金額が40万HKドル(約600万円)と香港より少額で済む。(香港は1500万円からだ)
人民元口座を開設して、人民元で預金すると、将来人民元切り上げがあった場合、利益を享受することができる。。。のだが、中国共産党政府は、かりに切り上げを実施した場合はそれによって利益を得た人々に税金をかけて、利益を圧縮すると言われているそうだ。。。
これは、あくまでも、予測なので、夢を買うつもりで、余剰資金で人民元預金をするのもいいだろう。歴史の証言者になれるかもしれない。あくまでも自己責任で投資してください。
500万円人民元預金をしていた場合、30%切り上げられたら、650万円くらいになるということだ、、、これは、日本円が360円から今の、118円前後になっているのと、しくみは同じだ。でも切り上げ前後は外貨への両替ができなくなる可能性もあるので、余裕資金で投資することが肝要だ。
香港上海銀行 深圳分行 755-8233-8016
2/F, China Resources Building
No.5001, Shennan Road East, Luohu District, Shenzhen 518010
口座開設後、あたりの町をうろうろしていると、証券会社の前にさしかかった。赤のジャケットを着た、セールスマンが、ビルの前で、客引きだ。東京からの客人が、あまりにもしつこいので『うるせえな〜』と日本語で言うと、急に、顔色を変えて、顔(ガン)を飛ばしてきた。これが、深圳(シンセン)でなければ、こんな、ちゃんころ(中国人)すぐに、皆殺しにしてやるのだが、なにせ、まわりは、ちゃんころ(中国人)ばかりなので、無視してその場を逃れた。
つづく、、、、、、、⇒ニセモノショップ&マッサージ編
【インターネットバンキング登録&利用法】
だいたいは香港上海銀行の香港口座と同じだ。
まず、翌日以降に
香港上海銀行 中国のホームページにアクセスしよう(香港上海銀行の香港とはアドレスが違うので注意)⇒こちら
↓↓続き↓↓
左側真ん中に、register というところがあるので押下しよう。⇒イメージ
真ん中に1と書いてあるところにPhone Banking Number というところがあるので、ここの空欄ににもらった封書に書かれた番号を入力しよう9桁の場合は最後に0を付け加えることを忘れずに! 封書の中に書いてあるPhone Banking PIN番号をその下の空欄に入力する。
次に2のところの空欄に自分でID番号を考えてアルファベットで6文字〜20文字の間で入力する
最後に3、のところの空欄にパスワードを入力する。6桁以上〜8桁未満で英数を必ず混ぜて入力しなければいけない。
そして、Register を押下して次のページに飛ぶと、
真ん中あたりに、
Click here for Terms and Conditions of Personal Internet Banking
というところをプッシュする。そして次のページでは、手書きでもらった口座番号と表示されてる口座番号が同じであることを確認して、その下のプルダウンの窓から、口座維持費の引き落とし口座を選択する。
そして、CONFIRM を押下して 次のページにすすむ
口座番号と引き落とし口座が表示されるので、CONFIRMを押下して
次のページに行き、LOGON を押下すると
UserID と Password を入力する画面になる。⇒イメージ
そして、2週間後に『Security Device』が送られてくるのを待とう。そして、『Security Device』を有効にする。
LOGONを押下すると初回のみ、次のような画面になるので、⇒イメージ
上部に『Security Device』の裏側にあるSerial Numberを入力して
そのすぐ下の空欄に『Security Device』に表示されるSecurity Codeを入力すれば、ログインすることができる。
次回からは、User ID と Password そして『Security Device』に表示されるSecurity Codeで ログインしてインターネットバンキングを利用できる。
