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2007年02月24日

香港登山 マクリホーストレイル ステージ44

大日本愛国党のS氏が、こよなく愛する香港のコースのひとつがこのマクリホーストレイル ステージ4だ。つづくステージ5には、第二次世界大戦の戦争遺跡も点在している。S氏にはたまらないコースだ。

ステージ4『企嶺下−大老山』12.7キロ 5時間 難易度3
ステージ5『大老山−標距離101』3.5キロ 1時間 

今日の軍事教練は、マクリホーストレイルのステージ4〜ステージ5の途中から黄大仙に抜けるコースだ。

しかし、今回は、途中にある標高702メートルの馬鞍山も攻略する予定なので、7時間以上の難コースになる予定だ。

今回は9時にMTR『炮台山』駅に集合だ。いつものように駅前のスーパーで食料を調達した。

ミニバスMTR『炮台山』から港島線で柴灣方面に一駅乗車し、『北角』駅で将軍澳線に乗車し寳琳方面に2駅 『油塘』駅で、觀塘線で油麻地方面に5駅『彩虹』に到着だ。料金はオクトパスカードで10HKドル(通常で11HKドル)だ。

 

 

緑タクシーいつものように、MTR『彩虹』から西貢に向けてミニバスに乗車した。西貢から緑タクシーに乗車して今日の出発点の西沙路にある『水浪窩』に突撃した。(24.5HKドル)

 

 

ステージ4ここは、ステージ3とステージ4とのつなぎ目に当たる場所で、トイレも綺麗に整備されている。

マクリホース ステージ4の 目印である大きな柱が立っているのでわかりやすい。10時10分 進撃開始だ。

 

澳頭、禾寮、南Y標距離柱M069が今日最初の目印だ。。S氏がめずらしく、69という数字に反応してうけまくっていた。。

歩き出すと左手にすぐ、澳頭、禾寮、南Y の山々が見えてくる。

 

 

舗装路西貢海標距離柱M073までは、舗装された広めの道を歩く。たいした坂ではないが、体力を消耗する。。。

左手には西貢方面の海がかすんで見えた。今日は天気は最高だが、ガスっているのは残念だ。

水浪窩露営地點キャンプ場標距離柱M070を過ぎると、右手に 『水浪窩露営地點』という大きなキャンプ場がある。何組かテントを建ててキャンプをしていた。香港人は意外にキャンプ好きだ。

 

馬鞍山標距離柱M071を過ぎたあたりから、今日の最大の難所 標高702メートルの馬鞍山が見えてきた。。また例によって 先っちょがとんがっている。。恐ろしそうだ。写真の右奥の尖った山だ。

 

 

警察犬途中、凶暴そうな犬の訓練をしている香港警察に出くわした。S氏は中国軍かと勘違いして三八式歩兵銃に銃弾を装着した。もう少しで銃撃戦になるところだった。

 

 

二股の道標距離柱M073のところで、道は二股に分かれるが未舗装の左側の道が、我々のマクリホースのコースだ。

 

 

 

両側竹やぶしばらく両側の竹やぶの道を進む。前方にやたら穴のでかい毛唐の女がいるので、追い越すことができなかった。体力をもてあましたS氏は竹やぶに『チェストー〜〜〜』と薩摩隼人のように、日本刀で切り込んで行った。

 

 

T字路石段標距離柱M074のT字路は右折だ。100メートルほど先を標識通りに左折すると、その先から険しいのぼりの山道がはじまるのだ。。

 

 

長い登り道馬鞍山はじめは石段だが、途中から未舗装の山道になる。。時折、見える馬鞍山はいかにも険しそうだ。。上り下りを繰り返して徐々に、その山に近づいていった。

 

西貢石段後ろを振り返ると、西貢海がひろがっている。しかし、ガスっていて あまりよく見えなかった。

さらに、石段を登ると、標距離柱M077のさきで、馬鞍山の全景を見上げることができる。

馬鞍山突撃さらに、500メートル上ると、標距離柱M078だ。。

ここを、左折するのが本来のマクリホーストレイルだ。S氏は今日はオプションで『馬鞍山山頂に向けて、突撃!!!』と右折した。

急壁一本道途中何回も危険マークの登場だ。。。本来のコースでないので、道も整備されていない。途中からは斜面が急になり、四つんばい状態での登山だ。

 

岩場馬鞍山頂上1メートル幅の山道の両側は断崖絶壁で、バランスをすこしでも崩そうものなら、あの世行きだ。。

いくつもの岩場を乗り越えて、どんどん頂上にせまった。。。

 

頂上からの眺めやっとのことで、標高702メートルの馬鞍山を征服した。。

頂上は狭いが、風もなく温かかった。ちょうど12時だったのでここで昼飯を食べた。 360パノラマの絶景なのだが、ちょぃとガスっていて残念だった。

だれか転落して死亡したらしく頂上の石の柱には、戒名が書いてあった。

急坂の下りこの時期(1月〜3月)は 中国大陸からのスモッグ(公害)で晴れていても香港の視界はよくない。この空気を毎日吸っているのだから身体によくなさそうだ。まったく馬鹿な民族だ。開発ばかりで、公害のコントロールもできない。。

S氏は『登ったはいいが、、下りがたいへんそうじゃ〜〜』とつぶやいた。

尾根の下り確かに、こういう山は上りはいいのだが、下りは怖い。。。

S氏は『撤退!!!!』と頂上から駆け下りていった。

しかし、危険だ、何回もすべりそうになりながら、やっとのことで、距離柱M078までたどりついた。往復約1時間の行程だったが、かなりの難コースだ。

馬鞍山振り返ると、なにもなかったかのように、馬鞍山が聳え立っていた。。

次の攻撃目標は昂平だ。途中 標高536メートルの大金鐘を右から回り込み、目標の見晴台に向かう。

 

大金鐘稜線標距離柱M079までは、なだらかな眺めのいい山道だ。両側の景色を見ながら稜線を歩くのは気持ちい。。

写真左が大金鐘だ。

 

急な石段しかしその先は標距離柱M080までは、急な石段だ。。気をつけながら下った。石段を折りきると、標高536メートルの大金鐘の登り口があるが、ここは、登らずに直進する。この急峻な大金鐘を左から回り込んで目的地に向かうのだ。

未舗装ななだらかな道が、しばらく続く。。。

 

マウンテンバイクすると前方から、マウンテンバイクの集団が、、香港人のガキどもだ。相当なスピードで突進してきた。、S氏、三八式歩兵銃を構えた。『このやろう!あぶねえな〜〜登山道は侵入禁止だろうが』と吠えた。

 

 

昂平草原のようにひろがった昂平に到着した。左手に見晴台がある。そこで、一休みすることにした。
西貢海が目の前にひろがっていた。。。きれいだ!!
しかし、香港人の中学生の遠足の集団とかち合ってしまったので、早々に退却することにした。

 



山道標距離柱M083のところ、道は二股に分かれるが、左は馬鞍山郊遊徑といって、西貢につながるハイキングコースだ。我々は右手を直進した。

標距離柱M085まで、しばらく、左手に西貢海を見下ろしながら、山の中腹のなだらかな道を進んだ。

 

休憩地点休憩所が出てきたので、一息いれる事にした。というのは、ここからかなりきつい登りが続くのだ。

 

 

 

急坂馬鞍山次の攻撃目標は打瀉油坳(BUFFLO PASS)だ。2キロ弱のきつめの石段が続く。。辛い長い道のりだ。。ふと振り返ると、はるか彼方に、『馬鞍山』が見えた。

 

水牛山標距離柱M088をすぎると、打瀉油坳(BUFFLO PASS)に到着だ。。。

右手には、標高604メートルの水牛山が見えるが、今日はここは攻略せずに、左手のコースを進んだ。

 

中腹水牛山、黄牛山、と続く山の左手の中腹を直進だ。細い道の左側は断崖なので、気をつけながら歩こう。。。

 

 

 

黄牛山標距離柱M092までは、断続的な下り坂だ。。。。振り返ると、標高604メートルの黄牛山が西日を浴びてきれいにみえた。。

 

 

坂道標距離柱M092からは、ステージ4の最後の登りだ。ここでも体力が消耗される。。。

 

 

T字路標距離柱M093から5分くらい歩くと、T字路が現れる。ここは、右折しなければいけない。そして、蚊がでそうな道通り抜けると、ステージ4の終わりをつげる道標が出てきた。

 

 

ステージ4終点本当に辛い辛いコースだった。。。 しかし、まだ軍事教練は終わりではなかった。。。。15時10分だった。ちょうど5時間が経過していた。。

マクリホーストレイル ステージ5に続く!!



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FX6000009 at 21:15│Comments(0)TrackBack(2)clip!香港登山記 

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