2007年03月20日
屋久島⇒鹿児島 『霧島神宮 古宮跡』
2月14日 屋久島⇒鹿児島 霧島神宮 古宮跡
屋久島滞在も最終日を迎えた、
11時40分発のJAC3742便で鹿児島に、向かうため、朝食を屋久島いわさきホテルで食べたあとチェックアウトしてすぐに、屋久島空港に向かった。昨日までは快晴だったが、一転して大雨になった。
レンタカーを返却したのは11時ころになってしまった、、ぎりぎりで屋久島空港に到着したが、悪天候のために、鹿児島空港発の飛行機が30分出発が遅れていた。。このままだと欠航するかもしれないとアナウンスがあった。
已む無く、小さな空港内の御土産屋でぶらぶらしていた。
1時間ほど遅延していたが屋久島を12時30分すぎに無事出発した。
1時ごろに鹿児島空港に到着した。
予め、ニッポンレンタカーを予約していたので、空港内の『観光・総合案内所』に行くと、すぐに向かえの車が来た。
1500CC(禁煙・ETC付き)を3日間借りた。料金は、36,120円だった。(保険込み)
あいにくの雨だった。本日最初の見学地、霧島神宮に向かった。
入口には高さ22.4メートル柱間の幅16メートルの霧島神宮大鳥居があった。ここを車のままくぐり、直進して途中右折して道なりで進むと駐車場に到着する。ここから本殿までは、徒歩5分ほどだ。
その鳥居の右手には、国家『君が代』の歌詞にもでてくる。『君が世は、千代に八千代にさざれ石の巌となりて〜』のさざれ石がある。
木々に覆われた道を100メートルほど進むと、霧島神社の朱塗りの本殿、拝殿が現れる。これらは、国指定の重要文化財だ。
右手には、樹齢800年、樹高35メートル、幹囲7.3メートル 御神木(霧島スギ)がある。このスギは南九州一帯のスギの祖にあたる。
この霧島神宮は480年前に、建てられたものだ。そして朱色の社殿は1715年薩摩藩主 島津吉貴が寄進したものだ。
霧島神宮は、それ以前は、高千穂峰の西麓にあった。度重なる火山噴火のため消失して現在の場所に再建されたのだ。
車で30分ほど走ったところにある。高千穂河原駐車場(有料410円)に車を止めて、200メートルほど平坦な砂利道を歩くと右手に霧島神宮のあった場所に鳥居がある。
天照大神の命で霧島に降臨したといわれ孫の瓊瓊杵命(ににぎのみこと)が祭られている霧島神宮は、創建が6世紀と言われている。
最初は高千穂山頂にあったが、噴火によりたびたび消失されたため、移転し、この高千穂河原に移ったが、分暦元年(1234年)の高千穂峰の噴火により消失してしまった。(1484年にさきほど見学した場所に移転した。)
いまでもこの古宮跡では、毎年11月に天孫降臨神火祭の行事が行われている。
この古宮跡からは、高千穂の山々が一望でき、とても神秘的で、神話の世界を感じさせる場所だった。
天気が悪く、気温も低かったので観光を早めに切り上げ、本日の宿泊地である、霧島温泉郷の『鳥遊ぶ森の宿 ふたり静』に向かった。
途中、霧島温泉郷では、山肌から湯煙が吹き上がり温泉の雰囲気をかもしだしていた。『有毒ガスが発生しているので近づかないように』との建て看板もあり、不気味だったが、、