2007年05月20日
香港 坪洲島(ペンチヤウ)上陸作戦 no2
坪洲島の渡輪碼頭(フェリー乗場)から右手に進み突き当たりには、天后廟があるので、ここで、線香をあげて旅の無事を祈るのもいい。(香港 坪洲島(ペンチヤウ)上陸作戦 no1⇒こちら)
左手から、幅2メートルくらいの狭い永安街という道が300メートルほど続く、両側には、雑貨屋、八百屋、魚屋、電気屋、などのさまざなな、ちんけな店が建並んでいる。
この路を通り抜けると、聖家路という、ファミリートレイル(ハイキングコース)のはじまりだ。。しばらく歩くと、公衆トイレが出てくるのでこの左側の狭い路を直進する。
右手には海が見えて、下にはぼろい家がたくさん見える。
ハイキングコースには時々、 家樂径(Family walk)の標識が出てくるので、これを頼りに歩こう。。
T字路にぶつかったら、右側のあぜ道を進むのだが、わかりにくい。左側のほうが、ちゃんとした道に見えるのだが、そしてに進むと民家に突入してしまう。ジャイアント馬場のような顔の長い住民が野良犬を2匹飼って住み着いているのだ。。近寄らないほうがいい『ぽ〜〜』と間の抜けた声で空手チョップをくらわされる。
すぐに舗装された広めの道にでるので、これを左手に長い坂を上っていく。。右手におりると、海岸に出ることが出来るが、行き止まりだ。
しばらく坂を上ると、行き止まりになるので、その手前の階段を左に上っていく。すると、、、坪洲で一番高い山!!!手指山(標高95メートル)の山頂に到着する。
たいして高い山でないが、ここからの景色はなかなかいい。。
眼下には東灣を一望できるほか、愉景灣(ディスカバリーベイ)のある大白灣まで見渡すことができるのだ。
ここで一休み、、
手指山からの下りはかなり急な階段だった。イッキに下りきると、4差路に出るが、ここは、右折して直進する。
平坦な道を進むと、東灣という浜辺に出る。海岸線はこの島にしては大きいが、海水浴場ではない。
海岸線に沿って進むとまた島の内部に道は続く、木々に覆われた細い道をひたすら進むと、景色のいいポイントに出る。対岸には香港ディズニーランドもうっすらと見ることが出来た。
さらに真っ直ぐ階段を下りたが、そこは、行き止まりで貧乏臭い釣り人が釣をしていた。
しょうがなく道を引き返し、右手にすすむと、休憩涼亭(Pavilion)が出てきた。休憩しながら、海の景色はなかなかいい。
そして、またもとの道をもどり、東灣からフェリー乗場方面に向った。約2時間30分の行軍は終わった。。。整備されたハイキングコースではなく、標識もあまりないので、ちょっとした地図がないと迷いそうだ。。なにもない島だが、長洲島よりは、時折見ることのできる景色は綺麗だった。まあ 一度訪れればいいだろう。
この島で食事をしていこうと、永興街周辺を探索したが、ろくなレストランはない。ガイドブックに記載されていたタイレストランに行ったが、すでにつぶれていた。ここで食事をすることを諦めて、お隣の愉景灣(ディスカバリーベイ)に渡し舟で移動することにした。
中環⇔坪洲のフェリー乗場(渡輪碼頭)の陸上から見て左側にもう一つ坪洲公衆碼頭があるが、ここから、愉景灣行きのフェリーが1時間に1本ほど出ている。
ちょうど17時の便が到着したところだった。しかし、いまにも沈みそうな船だ。。2階建てだが、クーラーなどない。料金を支払う場所もない。そのまま乗り込んだ。
船が出港すると、集金の兄ちゃんが一人5HKドル集金に来るのでそこで、現金で支払う。オクトパスカードなどもちろん使えない。
このおんぼろ渡し舟は、煕篤會神樂院経由、愉景灣行きだ。日に何本かは、煕篤會神樂院経由になるようだ。
煕篤會神樂院とは、、1956年に北京から落ちのびてきたキリスト教徒たちが立てた西洋坊主の修道院だ。船着場から見える山の上には、煕篤會神樂院が小さく見えた。
神樂院の船着場に船が着いたがだれも乗り降りしなかった。そのまま愉景灣に向かい、坪洲からほぼ15分で到着した。
しかし、愉景灣の裏側(稔樹灣)に船は止まるので、そこから、愉景廣場までは、10分ほど徒歩で歩かなければならない。船から下船した人が歩いていくので、なんとか愉景廣場まで行くことはできる。
この愉景廣場には、イタリア料理、メキシコ料理、シーフード料理、日本料理などさまざまなレストランが海沿いに建ち並んでいる。
その中のメキシコ料理『icaramba』で夕食を食べることにした。ほとんどのレストランがオープンテラスを持っていて欧米人はそこで、馬鹿そうな顔をして飲み食いしていた。
続く、、、、、、、、、、
