2020年10月12日
半沢直樹 倍返しできない実録銀行員物語10万円の違算金を出してしまったの巻!パート18
飯能駅前出張所勤務は楽しかったが、
月末は、暇な出張所もさすがに多くの顧客がやってくる、
たまたま税金の窓口で顧客対応に追われていた。。。
15時閉店後、集計を合わせると、、10万円マイナス
窓口のジャーナル&伝票をチェック記憶をたどる、、、
この飯能の田舎者めが、、バーローーーでもどうしようもない
私の記憶は確かなのだが、、証拠がない、諦めて支店の戻った
10万円の現金相違、、これを本部に報告すれば、
時効だが、本当はヤバい話Death!!!
でも本当にやばいのは、現金が足りないより、余ることDeath
UCカード獲得全店トップの件もあり、
ちょいと調子に乗ってしまった
月末は、暇な出張所もさすがに多くの顧客がやってくる、
たまたま税金の窓口で顧客対応に追われていた。。。
15時閉店後、集計を合わせると、、10万円マイナス
現金の集計が合わない最悪の事態に
窓口のジャーナル&伝票をチェック記憶をたどる、、、
1日300名くらい応対しているのだが、記憶が蘇る、
午後一番で来た顧客の税金&公共料金の支払いで
10万円をカルトンで受け取りお釣りを渡した時に
10万円も一緒に返していた、、確かに記憶が蘇った
富澤次長と、、早速、該当するおばちゃんの家を訪ねた、、
しかし、おばちゃんは白を切った
この飯能の田舎者めが、、バーローーーでもどうしようもない
私の記憶は確かなのだが、、証拠がない、諦めて支店の戻った
10万円の現金相違、、これを本部に報告すれば、
翌日検査隊が出張所に突入してきて非常に厄介なことになる。。
飯能支店全体の成績にも影響が出るかもしれない
埼玉銀行入行以来、最大のピンチが訪れようとしていた。。
笹川所長と富澤次長がなにやら相談し始めている。
おおおお〜っと!!
やる気のない笹川さんとクシャクシャな顔をした富さんは
まだ何やら出納内で話し合っている。どうなるのだろ〜〜か
おおお〜っと、もう2時間ほど経過したか、
二人は財布を取り出した。去年、聖徳太子から福沢諭吉にその座を
奪われた1万円札がひょっこりと両者の財布から5枚ずつ顔を出した
そしてカルトンに置かれた!!まじか〜〜〜穴埋め??
『今すぐこれで集計をあわせなさい』と言われた
時計を見上げると12時を回っていた、長い一日だった
まさかの最終回の逆転サヨナラホームラン
『君にはUCカードで相当お世話になったからね』
と奇跡的に無罪放免だった
でも当然のことながら誰にも話すなと釘を刺された。。
こんなせこい話を墓場まで持っていくは嫌だな〜〜
時効だが、本当はヤバい話Death!!!
でも本当にやばいのは、現金が足りないより、余ることDeath
それは、本来支払うべきお客の税金や公共料金が
漏れている場合があり、後日発覚すると、顧客に迷惑になり、
隠蔽していたこともバレるので
とりあえず、銀行員人生最大の危機を乗り越えることができた!
翌日呑気なパートのお姉さんが興味津々、食堂はこの話で持ちきり
『いれちゃったの?笹川さん?富さん?笹子さんも?』
『ウヒョ〜大変ね、、今夜は奢ってあげるから〜カラオケ』
『黙っているから安心して』とウインクされた、
すでにそこいらへんのパートさんに言いふらしているし、
かわいそうだから奢ってあげようとか、、
しかも俺は入れてないし、困ったお姉さんたちだ、、
でも前日の失態をすっかり忘れて
その日は6時からカラオケで奢ってもらって盛り上がってしまった
後にも先にも違算金を出したのは銀行員生活でこの1回だけだった
痛恨の極みではある。。
やる気のない笹川所長、面倒見の良かったくしゃくしゃ顔の富さん
この場を借りてお詫びいたします。ずっぽしDeath
そういえば、『出世払いします』とわたしは啖呵を切ったのだが、
その後35年経過して、出世もしていない、支払いもしていない
半沢直樹 倍返しできない実録銀行員生活→パート19へ
前回までのあらすじ(読み逃した人へ)
過去記事まとめ→こちらからご覧ください
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