ニュージーランド旅行記
2007年03月03日
クライストチャーチからオークランド経由 帰国
クライストチャーチ国内線(カンタス航空)のエアターミナルまで市内のヒストリカルホテルからタクシーで移動した。
カンタスのカウンターで、香港までのエアチケットを見せると、荷物はオークランド経由で香港まで直通で手続きをしてくれた。
クライストチャーチからオークランドまでは、エコノミークラスだったが、オークランドから香港までは、ビジネスだったので、ビジネスラウンジ(カンタスクラブ)を利用することができた。
11:00発 カンタス4118便 BOEING 737-300 だ。
機内は両側3列で、そこそこスペースは広かった。オークランドまでは、1時間20分の旅だ。簡単なスナックもでた。
オークランドの国内線ターミナルと国際線ターミナルは離れているので、到着後、目の前のバス停から国際線ターミナルにバスで移動する。所要時間は5分だ。10分から20分前後の間隔でバスは運行されている。荷物は、香港まで手続き済みなので、手荷物だけで移動だ。
国際線ターミナルに到着したら、右手にある銀行窓口で、空港使用料(Departure Fee) 25NZドル(約2000円)を支払う。現金・クレジットカードでの支払いが可能だ。
航空券の裏側に支払い後シールを貼ってもらい入国審査へ向かう。特に申告するものがなければ、パスポートを提出し簡単に出国できる。
キャセイ航空のビジネスラウンジはかなり広めだ。食事もアルコールもふんだんに用意されていた。
1時間ほどラウンジで過ごすと、出発の時間になった。
14:20発 キャセイ航空 CX108 AIRBUS 340−300 だ。
香港到着は20:45 時差が5時間あるので、11時間25分のフライトだ。
ウエルカムドリンクのシャンパンだ。ラウンジで飲みすぎてちょっと酔っ払い状態だった。
2時間後に、ボリューム満点の機内食が出てきた。フルコースだ。。
ニュージーランドでのカロリーの高い料理の食べすぎで、、食欲はなかった。。。
たいした映画も上映されていなかったので、ワインを飲んで香港到着まで熟睡した。
こうして、2週間のニュージーランド旅行は終わりをつげた。。。
2007年03月02日
ニュージーランド ビストロ『クッキンウイズガス』 クライストチャーチ
とうとう、ニュージーランドも最後の夜になってしまった。長かったようで、短かった2週間のニュージーランド旅行もやっと無事終わりを迎えることができた。
最後の夜は、ラムや鹿肉がお薦めのビストロ『クッキンウイズガス』でニュージーランド料理を食べて締めにすることにした。
予約は20時だったので、のんびりホテルから買い物などをしながら徒歩で訪れることにした。ウースター・ストリートをエイボン川に向かって進み、キャプテン・スコットの銅像を左手にして、さらに直進する大聖堂から歩くこと10分、右手にこじんまりした一戸建ての洒落たレストランがポツンとあらわれる。
家庭的な雰囲気の店内はお客でいっぱいだった。予約は必須の店だ。
お薦め料理の、鹿肉のたたき、ラムラックなどを注文した。料理にあった赤のピノノワールも頼んだ。
ビストロ『クッキンウイズガス』(Cook'n with Gas Bistro)
電話番号:03 377 9166
所在地:23 Worcester Blvd opposite the Court Theatre Christchurch
営業時間:6:00PM〜10:00PM
定休日: 日・祝日
交通手段:大聖堂広場より徒歩10分。アート・センター向かい
2007年03月01日
ニュージーランド ルビコンバレー(ジェットボート・羊の毛刈り)
トランツアルパイン号をアーサーズ・パス駅で下車して、マイクロバスに再び乗車した。
峠をバスはどんどん上って行く、ロールストン山(Mt. Rolleston Viewpoint)で下車して記念撮影だ。
次は、デスコーナーと呼ばれる以前は事故も多発した危険な峠道を訪れた。いまでは、橋も出来て通行することはなくなったようだ。
ここでは、ケアというニュージーランドの鳥を身近に見ることが出来た。とても悪戯好きな鳥らしいが、近年、絶滅しそうなために保護されている。
日本では、のぼりフジと呼ばれるルピナス(マメ科)が綺麗に咲き乱れる場所で記念撮影だ。
その日は風もな無く、山々が湖に反射して幻想的だった。
12時に『フロック・ヒル』に到着だ。ここで、バイキング形式の昼食だ。
デザートはなかなか美味しかった。
昼食後は、広い中庭を散歩すると気持ちがいい。
13時に出発した。15分ほどで、ブロークン川・ケーブストリームでまたまた記念撮影だ。
足元の草原の下は鍾乳洞になっていて、それなりの装備があれば、水中を探検することができる。
14時に『ルビコンバレー』に到着した。。
まず、ポンコツのバスに乗り換えて、ワイマカリリ渓谷のジェットボート乗場に移動だ。
今日は天気も快晴でジェットボート日和だ。特別に会社のオーナーが操縦することになった。
ジェットボートはニュージーランドが発祥の地だ。私はシンガポールで体験したことがあるが、渓谷が間近で、水深の浅い川で乗るのははじめてだった。
乗車完了すると、ジェットボートはいきなり高速で発進だ!
パイロットの合図のあと、360度スピンの開始だ。次から次へとスピンが行われる。今日はオーナーがパイロットだったのでサービスで何回もスピンが行われた。。。。20分〜30分だったが非常に長く感じた。後方の座席に座った人はかなりびしょびしょになっていた。しかし、ニュージーランドは乾燥しているのですぐ乾くから問題ない。
川岸からまたポンコツのバスで今度は牧場に移動して牧羊犬の活躍を見学した。この牧場の羊も餌付けができる
牧羊犬は羊を移動するのに必要だ。訓練期間は2年間で、10年ほど働くそうだ。牧羊犬は主人の命令しか聞かない。飼われている主人の命令で羊を追う。。複数の羊飼いがいても混乱しないのだ。主人意外から名前を呼ばれてもびくとも動かない。本当に賢い犬だ。
羊は臆病なので、牧羊犬に追い立てられると、全速力で群れで走りまくる。
アルパカも見ることが出来た。アルパカの毛は高級で1キロ30NZドル(羊の10倍)だ。ラノリンが出ないので毛がさらさらだ。1年に一回毛刈りをする。1頭オスは900NZドル メスは9000NZドル(約77万円)で取引されているそうだ。この牧場には22頭のアルパカがいるそうだ。
羊は、1年に下あごに2本の歯がはえるので、歯の本数を数えれば年がわかるそうだ。5年もたつと歯は生えなくなりあとは、毎日草を食べるために歯が磨耗してなくなり、最後は餌を食べることができなくなり餓死するそうだ。 もっとも、羊は9月ごろ出産(毎年1〜2頭)し、6ヶ月以内にオスは、ラム肉として出荷されて食べられてしまう。残ったメスは、毎年3月と8月に羊毛を刈り取られ、4年もたつと、家畜の餌として殺されてしまうそうだ。
一部のオスは繁殖用にメスとは違う場所でのんびり飼育され、繁殖時期になると、1頭で200頭くらいの相手をさせられるそうだ。一日に12頭もお相手するそうだ。 さすがのカナダ兄弟のクリスもそこまではできないだろう。オスのお腹にペンキを塗っておいて、繁殖行為が終了したメスにはそのペンキがつくので、終了かどうか見分けるそうだ。
また羊は、食べた草を体内に蓄積することができないので、1日16時間食べ続けなければならない。そして8時間寝る。。喰っちゃ寝ているということだ。
牧場主の毛刈りがはじまった。まず電動で毛刈りを見せてもらったあと、専用のはさみを利用しての毛刈りだ。
1頭あたり、1.5NZドルが毛刈り職人に支払われる。8時間で電動の場合は250頭、手刈りの場合は160頭刈ることができるそうだ。
毛刈り職人はニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパの各地を転々として毛刈りを行うようだ。1ヶ月で80万ほどになる計算だが、
若いうちにお金を貯めて、牧場経営者になる人も少なくないようだ。
羊毛は、1キロ3NZドル、メリノという羊毛は1キロ10ドルほどで、売買されている。
ここでは、毛刈り見学のほか、手動の毛刈りによる、羊の毛刈りも体験できた。
毛刈り見学のあと、、牧場主の奥さんが作った美味しい菓子をいただきながら、ティータイムだ。
16時にルビコンバレーを出発して、クライストチャーチに向かった。17時には大聖堂前に到着できた。
まだまだ、町は明るい。。。
2007年02月28日
ニュージーランド トランツアルパイン号ツアー(クライストチャーチ)
いよいよ、長かったニュージーランド旅行もあと1日を残すだけになった。
最後の観光は、テレビ朝日の『世界の車窓から』という番組にも登場したことのある人気のトランツアルパイン号ツアーだ。世界6大景観列車のひとつだ。
7:25 クライストチャーチのホテル出発(マイクロバスにて) カンタベリー平野を移動
9:15 スプリングフィールド駅で高原列車トランツアルパイン号に乗車
列車から渓谷などを見学
10:30 アーサーズ・パス駅下車 マイクロバスに乗り換え、アーサーズ・パス(峠)を越えてオティラ渓谷を下り、ロールストン山が見える展望台やデスコーナーで、撮影のために停車
12:00 フロック・ヒルのレストランで昼食
13:00 フロック・ヒルを出発
14:00 ルビコンバレーに到着
ワイマカリリ渓谷にてジェットボート体験(約20分間)
羊の毛刈り・牧羊犬のショー
16:00 ルビコンバレー出発
17:00 クライストチャーチ到着
JCBプラザ(オークランド)で、予約手配をしたが、一名300NZドルのところ、10%割引で270NZドル(約2万3千円)だった。
7時25分にホテルにお迎えのマイクロバスが到着した。日本人ばかりの4組(8名)のツアーだった。まず、クライストチャーチの町を通り抜け、カンタベリー平野を突き進む。両側はまた羊の群れだ。
ニュージーランドでは、ブタ以外の家畜は放牧している。羊などは、身体からラノリンという油を出して保湿保温が出来るが、ブタは体毛がないので寒さに弱いそうだ。
このカンタベリー平野では、ニュージーランドの農作物の80%を生産している。
最近では、かぼちゃやアボガドが日本へたくさん輸出されているそうだ。
カンタベリー平野は降水量が650ミリと(東京は1500ミリ)少ないので、巨大なスクリンプラーが所々に設置してある。また風が強いのでユーカリやポプラの防風林もたくさんある。
最初の目的地、スプリングフィールド駅へ向かう途中で、オーストリッチ(ダチョウ)を見学した。鶏の卵の20個分も卵が1個分だ。オーストリッチの卵から目玉焼きはいくつ出来るか?などとくだらないジョークを飛ばしながら、目的地に向かった。答えはひとつだ。
8時50分、、ちょいとはやめにスプリングフィールド駅にマイクロバスは到着した。まだ列車到着まで時間があるので、線路に下りて雪山をバックに記念撮影をした。この時期(1月)はニュージーランドは夏なので通常、山には雪は残っていないようだが、異常気象で夏であるにもかかわらず雪が降って山には綺麗に雪があり撮影にはちょうどよかった。
駅にはどんどん観光バスが到着し駅は観光客で混み合ってきた。9時10分ころトランツアルパイン号は駅に到着した。
全席指定で夏の時期は予約で満席だそうだ。ガイドの人に案内されて指定席に座った。
5分ほどで列車は出発した。ここで、のんびりしてはいけない。列車中央部にある展望車移動したほうがよい。(展望車は狭いのですぐ満杯になる)途中の車両にはカフェもあり、飲み物や軽食を買うこともできる。
スプリングフィールド駅から出発してしばらく進行方向右手の景色が絶景だ。展望車の右手に陣取るのがお薦めだ。
ワイマカリリ川の渓谷の景色は天気もよかったので綺麗だった。
列車が右手にカーブするので景色と列車を合わせて撮影することができる。
トンネルをいくつも通過するので、あまり展望列車から首を出しすぎると、危険だ。
しかしここ(展望列車)にも、ちゃんころがたくさんいるので割り込みには注意したい。というかぐいぐい割り込んできたのでぶん殴ってやろうかと思った。
9時40分ころになると、景色は進行方向左手のほうがよくなる。しかし、景色も満喫したので、自分の座席に戻ることにした。
10時40分すぎに、アーサーズ・パス駅到着した。しっかり記念撮影したあと、駅前方の地下道を通り左手の出口に向かった。ここで、先回りしていたマイクロバスに乗車した。
つづく!!!
2007年02月27日
ニュージーランド イタリア料理『ペスカトーレ』(クライストチャーチ)
クライストチャーチで一番人気の高級ホテル『ジョージホテル』の中にある、イタリア料理『ペスカトーレ』に行くことにした。
最初はクライストチャーチでは、『ジョージホテル』に宿泊しようとしたが、値段が高い上に市内からタクシーで移動しなければならないので、レストランだけでもと訪れることにした。
クライストチャーチの市街地からタクシーで6.8NZドル(約600円)5分のところにある。
ジョージホテルのエントランスはシンプルだが、洒落ている。入口の左手のは、カウンターバーもある。
左手の階段を上がると、そこには、こじんまりとした『ペスカトーレ』の入口がある。
レストランからは、エイボン川やハグレー公園の景色が綺麗に見える。
4〜6種類の料理が楽しめるデギュスタシオン(5種類)にした。ワインは料理に合わせてグラスでサーブされる。
しかし、メインのラムが出てくるまで、一品毎に出てくるグラスワインを飲みすぎて、ちょいと酔っ払ってしまった。
今日のマイタンは345NZドル(約3万円)だった。
人気店なので予約しておいたほうがいい。
イタリア料理『ペスカトーレ』
所在地:50 Park Tce, The George Hotel
電話番号:03-371-0257
営業時間:6:00PM〜10:00PM
定休日: なし